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ローソクで過ごすスローな夜

ローソクで過ごすスローな夜_e0079743_1454839.jpg「百万人のキャンドルナイト」(リンク有り)というキャンペーンをご存知ですか?

 私は昨年、自分が属している教会の牧師から教えてもらいました。そのときは、日時が過ぎていたので残念ながら参加できませんでしたが・・。
 この運動は、2003年の夏至から始まって、今年、四年目を迎えます。文化人、政治家、企業家が、サイトを中心にして呼びかけているようです。

 主旨は、一年に二回、夏至(昼間がいちばん長い日)、冬至(昼間がいちばん短い日)の夜8時から10時までの二時間、家中の電気を消してローソクで過ごしてみようという運動です。今年のキャンペーン期間は6月17-21日になっています。

     呼びかけ文
私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2006年の夏至の日、6月21日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。

ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。

プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。

一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。
 欲しいものを買い求める「足し算」ではなく、無駄を減らしていく「引き算の文化を楽しく実践しませんか」「『もったいない』というセンスを磨きましょう」と呼びかけている文化人もいます。

ゆだねられた責任を想い起こすために
 私たちキリスト者には、神が創造されたこの世界、自然を感謝して受け止め、よき管理者として子孫のために維持保全していく責任が与えられています。

 ぜいたくな、過剰な消費を戒め、世界の貧しい人々のことを想い、祈り、その責任を思い起こすためにこの期間を過ごしてみるって、とてもよい考えだと思います。
 キリスト教会こそ、こうした運動を積極的に推進したらよいと思いますが、いかがでしょう。

 ローソクあかりで、電気を使わないピアノやギターで賛美して過ごすのものいいでしょうね。今年の21日は明後日ですが、私は家で家族といしょに参加したいと思います。(日本家屋は火災に弱いから気をつけつつ。)

 おっと、わが家に適当なローソクあったかな。去年のクリスマスで使った残りのものならありそう。探してみなくちゃ・・・・。