カテゴリ:本 作 り( 34 )

"Objectives are not fate; they are direction," Drucker wrote. "They are not commands; they are commitments. They do not determine the future; they are means to mobilize the resources and energies of the business for the making of the future."

 ドラッカーはこう書いている。「(企業で定めた)目標は宿命ではない。方向である。命令でもない。それはコミットメントである。未来を決定するものではなく、未来を切り開くために、ビジネスのための資源を活性化したり、エネルギーを得たりするための手段である」(私訳 備忘録として)
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 アマゾンでも『心の刷新を求めて』を、発売開始しました。どうぞ、ご利用くださいませ。
 『リバイバル・ジャパン』最新号に書評が載りました。
 『クリスチャン新聞』にも、書評が載る予定です。お楽しみに。

 アマゾンからのご注文
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 本日から日本向けiPad(アップル・コンピュータ)が予約開始だそうです。今月中に発売。
 きっと、予約が殺到していることでしょう。
 電子書籍に関係しそうなアプリケーションの一つ、「i 文庫HD」も本日から発売だそうです。
 
 興味のある方は、以下の動画をご覧ください。このソフトを購入すると、すでに200冊以上(著作権の切れた古典と、絵本数冊)がインストールされていて、すぐに読み始めることができるとのこと。

 動画を見ると、絵本、雑誌、新聞、マンガにはよさそうです。
 自分で本をPDF化して入れることもできますが、現状の「i 文庫HD」では途中でソフトが終了してしまうようで、改良が望まれているそうです。

 今年は読書をめぐる環境が大きく変化する年ですが、はたして一般読者層にまでiPadが広く行きわたるでしょうか? 値段(5万円弱〜8万円強)がかなりしますし、子供に買い与えるには、まだまだ高価。壊されたら困るし。

 パソコンを活用している人、インターネット利用、ゲームなどの目的で買う人が、雑誌、新聞、本を読むための兼用として購入するのではないでしょうか。米国では余波を受けて、小型ノートパソコン売れ行きが激減しているとか。キーボードを外付けで利用できます。今後の日本での動向に注目です。

 あと、読書用タブレット、KIndleは英語圏ですでに有名ですが、これも年内に日本版が発売らしいです。読書を目的とする私としては、どちらかというと、こちらのほうが楽しみ。カラー表示に対応する機種も将来的には発売されそう。ところで、このiPad、実際のことろ、電池はどれだけもつのでしょう? iPhoneみたいに毎日充電なんて面倒だ〜。


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e0079743_1491269.jpg印刷所に渡す資料
 新刊書はすでに印刷所にデータが渡って、印刷作業に入っています。印刷所に渡すためには、「本文のプリント見本」「装幀用データをおさめたCD」「印刷のための指示書」「印刷機にかけるための台割帳」を用意する必要があります。

 二、三日すると「白焼き」(ひと昔まえは「青焼き」)という、製本前の本のようなプリントが、下の写真のように届きます。それと同時に、カバー、表紙、扉、帯、本に挟むスリップ、読者用ハガキなどを簡易印刷したものも一緒。
 
 これらをまた、一日かけて慎重にチェックするのですが、スリリングなのは本文の部分(白焼き)です。1頁、1頁づつ、果たして意図したとおり配分されているかチェックします。プロの印刷所なので、だいたいは間違いありませんが、この作業を踏むことは、完成したのちにミスが発覚した場合、こちら側も確認してオーケーを出したのだから、こちら側の責任もあるという、印刷所側にとっての安全策でもあるわけです。

 かなり枚数があるので、それなりの時間がかかります。今回は、二回、目をとおしました。この段階では、文字を読むことはほとんどしません。
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人間は神ではない 
 修正箇所がなければ、これらの見本をすべて印刷所に戻し、本刷りになります。今回は五、六箇所の小さなミス(内容に影響しない)を発見したので、修正をお願いしました。

 修正作業が入ると、果たしてそれが修正できたかをチェックする作業が加わります。そこで再度、この製本前のようなプリント見本(修正部分の前後のみ)が提供され、修正箇所に目を通します。

 こうした確認作業は、「人間はミスをおかす存在だ」という経験知から出てくるプロセス。多額な投資をするために、慎重に、慎重に、ミスをおかさないよう作業しますが、こうしたプロセスを踏んでも、残念なことに、やはりいくらかの小さなミスは生じます。

 編集者のメンタルヘルスのためには、「ベストは尽くすものの、神様ではないのだから小さなミスはつきもの」と腹をくくるくらいです。
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 今年には電子書籍リーダー「キンドル」で日本語の読める製品が発売されるという「うわさ」です。
 読書環境の大きな革命となりうる技術革新ですが、読みやすさはいったいどうなんでしょう。

 ということで、以下の動画を発見。日本語縦組のPDFファイルを読んでいる場面です。フォントを変えながら読みやすさをいろいろと検討しています。たぶん「キンドル」の6型。
 日本語表示の本は、まだまだ縦組で読みたいなあ。

 私の理想を言えば、縦組の本を見開きで読めるサイズ(右左に行っり来りする閲覧性)が欲しいですが、どうやら一度に1ページしか表示しない様子。見開きだと装置は横長になり、サイズも大きめになるでしょう。そのへんはボタンの位置の変更とか、なんとか「キンドルDX」(9.7型)のサイズくらいにとどめられないだろうか。現在のところ、どうしてもまだ横組の洋書向け仕様ですね。

 キンドルがいいのは、ふつうの液晶画面のようにバックライトで表示しないので、目にやさしいと思われます。これが普及すると価格、購買ルート、読者層ががらっと変わってくるでしょう。

 近い将来は、紙版とキンドル版と併用販売することになるのでしょうね。
 これからの読書環境がどう劇的に変わってくるか、楽しみでもあり、恐ろしくもありです。
 保守王国、村社会の島国日本! やはりいまもって黒船は外国からやってくるのですね。


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ウィキペディアによる詳細

上記ウィキペディアによる解説で、短所がリストされていました。

初代モデル(2007年)への批判
値段が非常に高価
デザインが悪い(間違ってボタンを押してしまう)
PDFファイルが読めない
ダウンロードした本はPCやPDAで閲覧できない
読み終わった本を人にあげられない
古本として売買できない
故障や紛失によって情報が全て失われる
ディスプレイがカラーではない
ディスプレイの応答速度が遅い

改良されたKindle2、KindleDX(大型)
デザインを改良
PDFビューワーを搭載
値段もこなれたきた

2007年の初代発売以来、あまり売れず苦戦してきたそうで、売上数もアマゾンは発表してこなかったそうです。ただし、ウィキペディア情報によると、
「2009年の第四四半期には、全世界でおよそ150万台が売れたとされている」

これはすごい。そしてアマゾンは、昨年12月25日、書籍売上数より、キンドルへのデータのダウンロード数が上回ったのだそうです。(たぶんその日だけ)

だから、今年は電子ブック元年なんですと。注目ですね。
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新刊書がようやく完成しました。
今日、印刷所から届きました。
取次店への発送は明日。
来週の半ばまでには、書店に並ぶものと思います。

ということで、本ブログの更新の余裕がなく、まことにすみません。
1週間ほど落ち着かないと思いますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。
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e0079743_10223769.jpg 現在進めている新刊の印刷作業。日程には余裕をもたせているつもりだが、思わぬ出来事も起こる。
 
 印刷にふす前に、信頼している何人(第三者)かに最終的なゲラ刷りを見てもらうのだが、「これで問題ないだろう」と思っていると、予想もしない指摘をいただく。このまま印刷と思っていたところが、その場で足踏みすることなり、訂正の必要が生じる。

 今回はその指摘を受けて、米国にいる訳者と30分くらいでスカイプで調整と思ったが、結局、二時間強かかった。調整が済んだ後、文字データの修正作業。そして、待たせておいた印刷所と連絡をとる。念のために、修正が反映されたかを確かめる印刷前の「白焼き」を、もう一度見せてもらうことにした。

 訳者と編集者の間だけで長い時間をかけて本作りをし、いざ完成というときに、二、三の第三者に目を通してもらうのだが、毎回思うのは、「やはり、見てもらってよかった」というホッとした思いだ。

 盲点というか、見落としというか、何度も読み直すために慣れが生じてしまい、原文に引き込まれて、語感が鈍ってくるからだ。また、自分とはまったく視点の異なった人の目が通ることによって、自分で発見できないことを指摘してもらうことができる。

 翻訳という特徴もあるが、つくづく本作りというものは総合力であって、個人の能力で手に負えないことを知らされる。よい本を作りたいという仲間がいるからこそ、こうした総合力が発揮できる。そうした仲間の存在に感謝したい。
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e0079743_11473758.jpgある牧師さんとの会合
 今週の月曜日、一泊の名古屋出張がありました。関西のある牧師さんと、現在、進行中の出版の打合せです。お互いの中間地点で会おうということで名古屋にしたのですが、私は始めて降りた駅です。とても珍しかったです。駅構内は大変な混雑、東京と変わりません。
 打合せは、現時点で必要なことを話し合うことができて、とても有意義でした。

親友との再会
 さて、私にはもう一つ、親友との再会も兼ねていました。かねてから訪問したかたのですが、市内の大学で教えているMさんは、このブログで最近紹介した、蓄音機の動画をYoutubeにアップした方です。
 彼とは市内のキャンパスで落ち合い、その後移動して、瀬戸市にある本キャンパスにある研究室で夜遅くまで語らいました。ところ狭しと置いてある数々の蓄音機の音に耳を傾け、楽しみました。そして夜中、岐阜の山奥にある彼の住宅に移動。そこで廃屋に近い民家を、破格の値段で借りて住んでいます。

e0079743_11491929.jpgなんとこの時期、外気の気温が8度、肌寒くて、そうとうな高地のようでした。夜空に満天の星を眺めることができました。
 写真は、翌朝、庭先に出て、まぶしい高原の日差しのもと、彼の定番の朝食メニューをいただきました。名古屋らしく、厚切りのトーストでリッチな気分になりました。笑)

 あっ、そうそう、彼のもう一つのユニークな点は、中古のドイツ車(ディーゼル)に、食用油の廃油を自分で精製して燃料に使っていること。もう三年間もガソリンを買ったことがないのだとか。驚愕ものです。

e0079743_11505233.jpg名古屋学院大学見学と「ひつまぶし」
  朝食後、彼の勤める大学を見学。りっぱなチャペルがあり、辻オルガン(辻氏が没して現在は活動停止)が設置されていました。誰もいない会堂の中、しばらく黙想して過ごしました。緑に囲まれ、静かで、とても素晴らしい環境です。

e0079743_11521011.jpg  午前中に友とは別れ、名古屋駅についたころがちょうど昼。このチャンスとばかり、名物の「ひつまぶし」の茶漬けをいただきました。付け合わせに、十数種類ある小皿から好きなものを三つ選べるので、漬け物好きの私は、大いに迷いましたよ。「ごはん、お茶等、お変わり自由です」とのことで、ずいぶんサービス精神が豊かな土地柄なのだと感銘。また機会があったら、訪れたいと思いました。(厚切りトーストに、アイスクリームを載せてあるメニューも目撃しました。ホントなんだ〜。汗。)e0079743_1153969.jpg
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 今年は、開国150周年とうことで行事が行われるようですが、いま出版界で衝撃を与えている一番ホットな話題は、「グーグルブック」です。インターネット上で、あらゆる書物が全頁読めてしまうという可能性がある問題です。

詳しい解説は以下のサイトにおまかせしますが、裁判が起こされた結果、「和解した」とのこと。そして、これは日本の著作権者にも影響するのです。
 それにしても現在の出版ビジネスを圧迫することが目的ではなく、その利用範囲は限定されるでしょうが、本ブログを読み、著作権者である方は、自分の著作物を検索してみてはどうでしょうか。

 もしデジタル化されていたら、グーグルに申し出ると、お金を受け取れます(1冊60ドル)。また、いろいろと制限を付けることもできそうです。

グーグルが日本に迫るデジタル開国
グーグルブックへ
ウィキペディアでの記事

 ちょっと前まで5月5日までに申告せよということでしたが、9月4日までに変更されたようです。

 日本では慶応大学、米国では、ハーバード大学、スタンフォード大学などの大学図書館、公共図書館が膨大な資料を提供。本をどんどんスキャニングしてデータ化しているようです。

 著作権が切れたもの、昔の図書など、研究者にとってはうれしいかもしれません。慶応大学が協力しているから、福沢諭吉の全著作がネット上で、すべて無料で読むことができるかも知れません。
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e0079743_14492567.jpg 昨年の夏ごろから編集と制作を手伝ってきた書籍がいよいよ発売となります。

『福音のためのインサイダー』
  ジム・ピーターセン/
  マイク・シェイミィ著
  杉本憲昭訳
  国際ナビゲーター発行発売
(価格1,790円税込)四六版304頁

 知り合いに、周りの方々に、聖書について、イエス・キリストについて紹介したいのに、いろいろな偏見や壁に阻まれて、うまくいかないことが多いものです。最近ではカルトへの警戒心も。

 著者は米国人ですが、ながらくブラジルという異文化のなかで宣教師として働いてきた経験から、さまざまな気づきや工夫を試みながら福音を伝えてきました。なるほど、と思えることが多く書いてあります。

 タイトルの「インサイダー」とは、自然な人間関係のつながりに置かれている私たちのあり方を表したもので、メディアでよく使われている「インサイダー取引」の「インサイダー」という否定的な意味ではありません。

以下は、広告文

 今まで教えられた方法ではうまく行かない現実に多くの人が悩んでいる。
 教会生活と社会生活との距離に悩むキリスト者に必要なのは、
 新たな方法でも、新たなプログラムでもない。
 ふつうの生活を送り、ごく自然な人間関係を尊重しながら神の国の価値観を生きる者こそが「福音のためのインサイダー」である。
 あなたが今置かれた場所の意義を再発見し、そこから始まる福音伝道を説く。


 社会が混乱を極めるなか、心の安定、生き甲斐、真の使命を、多くの方々が福音の中に見いだしてほしいものです。

 来週には福音派系のキリスト教書店に並ぶ予定
 書店に行けない方は、こちらか予約注文いただけます。
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