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リック・ウォレン牧師が提案する新来会者むけの礼拝(その6)音楽

 しつこく、第六弾です。編集者はしつこくないと勤まりませんので。(笑)

リック・ウォレン牧師が提案する新来会者むけの礼拝(その6)音楽_e0079743_161746.jpg音楽を非常に大切なものと認める
リックさんは最初、音楽を過小評価していたそうです。
しかし今では、「一流の音楽による讃美をするよう精力とお金を
つぎ込む」という考えに変わりました。

それも、教会に来て欲しい人に親しめる音楽で礼拝を構成するそうです。
アメリカ人を支配している娯楽は野球でなく、「音楽」だという認識からきています。(教会が大衆の娯楽を提供するの?)

音楽をいちばん利用しているのはサタンではないかと言います。
現代世俗音楽は、多くの若者や人々の心をとらえています。
そのコンサートには、大伝道集会以上の多くの人々が常に集っています。
(世俗音楽のほうが、かつての歴史的大リバイバル集会を真似したのかも。本家はこちらのほうだ! 笑)

なぜ教会はそれを良いことに用いないのか、今では日常ほとんど耳にしない何百年前のヨーロッパ音楽を用いるのか、と。
(私個人はクラシック音楽が好きですが・・汗)

サドルバック教会での失敗
かつてサドルバック教会では、「バッハからロックまで」カバーしようとしたことが
あったそうですが、満足する人は一人もいなかったとか。
そして、「教会員のすべてを満足させる音楽スタイルをひとつだけ探す努力は時間の無駄」という結論に達します。

リックさんはこう言います。
「どんな音楽を使用しているかで、その教会がどんな人を招きたいか、
また、招くことができないか、現地にいくまでもなく分かる」

「18世紀のヨーロッパで書かれた音楽だけがいいとするのは、文化的エリート意識」

「教会は、特定のスタイルの音楽だけが『神聖』なのではないと認めるべき」

「特定の音楽だけを神聖化するのは偶像礼拝」

ここまで大胆な言い方に、驚きました。世俗音楽と宗教音楽を分けるものは、
歌詞だけだという考え方です。確立した一定の形だけを長年ありがたがるのは、
ある意味、硬直化した「偶像礼拝」と言えないこともないが・・。

礼拝音楽を多数蓄積するのは、歴史、膨大な時間、多彩な才能が必要で
簡単ではないですが・・。