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「Googleブック」という「黒船」が来た?

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 今年は、開国150周年とうことで行事が行われるようですが、いま出版界で衝撃を与えている一番ホットな話題は、「グーグルブック」です。インターネット上で、あらゆる書物が全頁読めてしまうという可能性がある問題です。

詳しい解説は以下のサイトにおまかせしますが、裁判が起こされた結果、「和解した」とのこと。そして、これは日本の著作権者にも影響するのです。
 それにしても現在の出版ビジネスを圧迫することが目的ではなく、その利用範囲は限定されるでしょうが、本ブログを読み、著作権者である方は、自分の著作物を検索してみてはどうでしょうか。

 もしデジタル化されていたら、グーグルに申し出ると、お金を受け取れます(1冊60ドル)。また、いろいろと制限を付けることもできそうです。

グーグルが日本に迫るデジタル開国
グーグルブックへ
ウィキペディアでの記事

 ちょっと前まで5月5日までに申告せよということでしたが、9月4日までに変更されたようです。

 日本では慶応大学、米国では、ハーバード大学、スタンフォード大学などの大学図書館、公共図書館が膨大な資料を提供。本をどんどんスキャニングしてデータ化しているようです。

 著作権が切れたもの、昔の図書など、研究者にとってはうれしいかもしれません。慶応大学が協力しているから、福沢諭吉の全著作がネット上で、すべて無料で読むことができるかも知れません。
by amen-do | 2009-05-01 11:57 | 本 作 り